「売る」ということ

以前、会社でSNSのアカウントをもっていましてマーケティングの一環で運用していたことがあります。その際に感じたことがあり、また今直面していることでもあるので少しまとめてみようと思います。

 

「売る」のは「モノ」か「その他」か

SNS上でバズるものの多くは「商品」という「モノ」であることがとても多いです。メーカーさんの商品が多いイメージです。以前、Twitterでおじいさんの作ったノートを紹介したお孫さんのツイートが爆発的に広がり、売り上げが伸びたということがありました。「技術があるのに売れていない」ことの一例なのかなと思います。

 

世間に何が刺さるかは正直わからないなぁと思うこともありますし、「うまく波に乗せたんだろうな」と感じる時もあります。「モノ」を売る技術については本も多く、マーケティングの世界やセールスレターなどの技術が発展しているためコンテンツとして今も勉強される方は多いと思います。しかし、あるときに思いました。

 

「モノを売る技術ではなく、’技術’を売る技術ってないんだろうか」

 

わたしは行政書士なので、数は少なくとも独占業務と言われる領域がある仕事をしているといえます。同じように国家資格を持ちながら独占業務ではない仕事をされている方もいらっしゃいます。そもそもそういった障壁のない業界もあるでしょう。ではそういった場合のマーケティング技術ってないものなのでしょうか。

 

インターネットの海にも浮かばない小舟

「商品というモノ」を売る場合、その「モノ」の良し悪しや内容を紹介し、「いかにあなたにとって必要なものか」というメッセージを伝え、売り込んでいくというスタイルはマーケティングにおいて使われる手法であると思います。

 

一方で、「あなたにとって必要な技術です」ということはなかなか伝えづらいものでもあります。というのも、ひとくちに「この技術」といっても、画一的な事案であればマニュアル的に対処することは可能ですが、ほとんどはケースバイケースです。また、自分で思っていたとしても実際に技術者に見てもらったら全然違うことが原因だったり結果になったりということも起こり得ます。

 

そして、「技術」は「モノ」と違って『目に見えない』ものです。その価値を理解してもらうことや伝えることは売り切りの「モノ」のマーケティングと同じ手法がなかなか取り辛いものです。いかに付加価値をつけることができるのか、どのようにすればその価値を理解してもらえるのかまできちんと考えて表に出すべきなのだと思っています。こちらからみなさんに押し付けるように「買ってくれ」「やらせてくれ」ということではなく、「その技術を必要としています」という方とのマッチングができたらといいなと考えています。

 

もちろん、傲ることなく誠意をもった対応を心掛けることを前提にしています。「その技術」を必要としている人はどこかにいらっしゃる。そういう方々に声を届けるためにはどうしたらいいのか、最近はずっとそのことを考えています。

 

専門技術者である多くの方にとって、ご自身のもつ技術の素晴らしさや貴重さをより多くの方に伝える技術をわたし自身が身につけることができるようにこれからも学びと実践を繰り返していきたいなと思う所存です。また、「その技術」を用いて新たなサービス・商品の開発も進行していきたいと考えています。

 

今日は猫の日ですね!

 

 

兼業行政書士のブログです。開業に関することや試験のこと、日々のさまざまなことをつづっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。