読書ノート 『FACTFULNESS』

読書記録

 『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』を読了しました。内容と感想を簡単にまとめてみたいと思います。

FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

目次

第1章 分断本能

第2章 ネガティブ本能

第3章 直線本能

第4章 恐怖本能

第5章 過大視本能

第6章 パターン化本能

第7章 宿命本能

第8章 単純化本能

第9章 犯人捜し本能

第10章 焦り本能

第11章 ファクトフルネスを実践しよう

概要

 人間がもつ10の思い込みという『本能』についてデータや根拠を用いて解説したあとにどうやってその『本能』を克服するかを提示していくスタイルです。具体的にどんなことか、私が特に納得した章について例にあげてみます。

『第10章 焦り本能』

 この章は、『今やらなければ取り返しがつかないという焦りが、思考も行動も停止させてしまう』ということについて書かれています。

 たとえば、なにかに誘われて『今じゃないともう次はないよ』と言われると、多かれ少なかれ焦って決断してしまうことがあるかと思います。『数量限定!』みたいな感覚で。

 私自身、数年前にそういった焦りから大きな失敗をしたことがあります。今となっては、それはそれで経験でもあったなと言えるのですが、当時は本当に落ち込みました。

 この章で私が印象に残ったものは以下の文章です。

「必要なのは、総合的な分析と考え抜いた決断と段階的な行動と慎重な評価なのだ。」

FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

「今しかないという焦りは、ストレスのもとになったり、逆に無関心につながってしまう。考えることをやめ、本能に負け、愚かな判断をしてしまうことになる。」

FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

思い当たることがたくさん

 上記では一例をあげましたが、1冊通して残ったことがあります。それは、「日々の進化は目に見えないほどに小さくわからないけれど、その積み重ねがものごとを変える」ということ。また、「社会を支えているのは名も知れないたくさんの人々である」ということでした。

 第1章から第10章まで、人間に備わるマイナスな本能について記述され、それをどう克服していくのかを提案してくれます。タイトルにもあるように、「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」をつけるため、客観視できる力を身につけたいですね。

アウトプットの仕方も考える

 仕事にどう活かせるかなと考えてみました。「データを基に世界を正しく見る」ため、『統計』についてたびたび書かれています。

 本の導入にはクイズが出されますが、それが思い込みによるものであったり、正しいデータを捉えるための数字の使い方や考え方、統計の捉え方といった内容についても書かれています。経済や社会情勢を捉えることは、たとえば補助金申請のような業務には活かせそうですね。

 また、行政書士はデータサイエンスに明るい方がいいとよく言われますので、入門的な内容としてはいいかと思います。これを機に、「ファスト・フロー」も再度読んでみよう(一度挫折しています笑)と思いました。

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