カラス撃退法 vol.2

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前回の記事から数ヶ月…やはりカラスはかしこかった。

慣れと接近

よく自宅のベランダ側のうえを飛んでいくのですが、私の寝ている場所がちょうどそこに近いため朝方になると遠くから近づいてくる声で目が覚めてしまう日々が続きました。

すぐそばで攻撃的な鳴き声!

あるとき、よくカラスが飛んでくるベランダ側にカラスを逆さ吊りしたところ、すごく大きな鳴き声が聞こえてきたのでベランダに出てみました。すると、逆さ吊りにしたカラスの真上にとまって大鳴きしていました。あまり聞いたことにない低い声でした。すぐに逃げていきましたが。

また、玄関側にも逆さ吊りにしてみました。鳴き声はしなかったんですが、気配を感じたため見に行ったところ、20mくらいの距離で電柱や電線にとまって10羽近くが様子を見ていました。カラスは光が苦手なので、LEDライトを照らしたら一気に逃げていきました。

鳴き声の種類

カラスは鳴き声の回数によって意味を変えているのだそうです。私がダミーカラスを逆さ吊りにしてカラスに見せると、4〜6回鳴きます。4回鳴くと『警戒、危険、威嚇』、5回鳴くと『警戒、逃げろ』、6回鳴くと『敵がいる』といった意味になるそうです。

だいたい私がダミーカラスを持ち出すと6回鳴くことが多いなと感じました。しかし、やはり彼らは賢い。吊るしっぱなしにしていなくても慣れてくるんですね。

ダミーだけではもう効かない?

数ヶ月にわたってダミーカラスを逆さ吊りしてきましたが、それだけではやはり対応できないと考えてインターネットで「カラス対策」で検索したところ、レーザーポインターで撃退できるという記事をいくつか見ました。なかでも「緑色」のものでないと効かないのだそう。

グリーンは赤に比べて少し高めなのですが、「マイゾックス」さんのレーザーポインター(グリーン)の購入を決定。決めては、商品レビューにあった『カラスに悩まされてる方にはオススメします』のひとことです。さっそく注文!

届きました

電池ついててありがたや。

重厚感があります。重い!

しっかり照らされてますね。さっそく翌朝使ってみようと思います。

実際使ってみた!

朝5時頃、遠くからカラスの鳴き声で起こされました。さっそくレーザーポインターを持ち出し、電柱や電線、空き家にいるカラスを狙ってレーザー照射!

うわあああああああああああああああああ!!!!!

と、20羽ほどがギャーギャー鳴きながら飛び立っていきました!これは効く!!!!!一度照射したあと、他の場所にも目掛けて照射。いなくなりました。なお、国交省のページには航空法の関係で以下のように掲載されていますのでご注意ください。

レーザー照射の規制

管制圏等(※1)のうち、下記の1~3の空域を飛行する航空機に向かって、レーザー光を照射する行為は航空法により禁止されています。

 進入表面、転移表面若しくは水平表面又は法第56条第1項の規定により国土交通大臣が指定した延長進入表面、円錐表面若しくは
  外側水平表面の上空の空域(※1)

 法第38条第1項の規定が適用されない飛行場(自衛隊の設置する飛行場を除く。)の周辺の空域であって、航空機の離陸及び着陸の
  安全を確保するために必要なものとして国土交通大臣が告示で定める空域(※2)

 1及び2に掲げる空域以外の空域であって、地表又は水面から150メートル以上の高さの空域

(※1)についてはこちらをご参照ください
(※2)三沢及び木更津飛行場の周辺で空域が設定されています。

研究やイベントなど正当な目的でレーザーを上空に照射する場合は、最寄りの空港事務所へご相談ください。

レーザー照射や凧揚げの規制について(国土交通省)

私は空に向かっては照射せず、平行な場所を探して照射するようにしています。直接顔に照射する必要はなく、とにかくどこか近くや体に光があたれば逃げ出します。目に当ててしまうとカラスは失明してしまう可能性があり、動物愛護法に抵触する可能性があるので注意が必要です。

照射を始めた翌日、自宅近辺を飛ぶことも鳴くこともなくなりました!ただ、遠いところの鳴き声が響いてきますが以前に比べてかなり静かになりました。少しホッとしました。今後も定期的にレーザーしポインター照射してみようと思います。

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